空手は「型」を中心として、動き・考えて発展してきたものである。
松濤館制定型として、平安の型五つ、鉄騎の型三つ、抜塞、観空、半月、飛燕、十手、慈恩、岩鶴、それに船越義豪先生が開発された大極の型三つ、天之型(組手型)、それに棍の型松風の二十がある。
下段払い・追突きからなる大極初段を入門の型として、平安の型・鉄騎の型を初心者必修の型としている。
型の稽古を通して、空手稽古の三要素である、力の強弱、体の伸縮、技の緩急を習得すると同時に、武道の要訣としての調子、拍子,間合、呼吸そして気の流れ等を身に付けることが出来る。
全ての型の演武は一分程度である。
松濤館制定型
- 大極初段・二段・三段
- 平安初段・二段・三段・四段・五段
- 抜塞
- 観空
- 燕飛
- 岩鶴
- 十手
- 半月
- 慈恩
- 鉄騎初段、二段、三段
- 天之型(組手型、表・裏)
- 松風