組手は、稽古の一つの方法であり、突きがきくかきかないか、本当にこの受け技は使えるか、そんなことを確認するための一法であり、勝負を決めるものではない。
組手
天之型
組手の入門型ともいうべき型である。表と裏がある。
- 表は一人稽古
突きの基本、中段受け・突き、上段受け・突きからなっている。 - 裏は相手を立てて行う稽古
双方八字立から、突手は一歩下がって下段払いの姿勢になり、受手は八字立で突手の攻撃を待つ。突手は予め決められた中段または上段を突く。受手は突きに合わせて一歩下がり、受け技を使い、極め手を出す。
中段、上段の六本からなっている。
基本一本組手
双方八字立から、突手は一歩下がって下段払いの姿勢になる。受手は八字立で相手の攻撃を待つ。突手は予め決められた中段または上段の突きまたは蹴りを出す。
受手は自分の間合いを考え一歩下がるか、一歩出て受ける。受けたら極め技を出す。
基本一本組手(前蹴り)




一本組手
突手・受手の双方は充分な間合いを確保して八字立で立ち、双方が下段払いの姿勢で構える。双方間合いを詰めて、突手は中段または上段の突きまたは蹴りを出す。
受手は受け技を出し即極め技を出す。
一本組手




組手稽古の中での受け技
組手稽古の中での受け技について写真で示す。

下段払いで受ける

下段払い即攻撃

揚げ受けで受ける

揚げ受け即攻撃

相手の外側からの手刀受け

手刀切り(防御即攻撃)

相手の内側から受けた中段腕受け

腕受け即攻撃